成瀬毅・編著訳『自閉症論資料集の試み ハンス・アスペルガーとレオ・カナー』(文芸社)¥1,296(税込)
第I部 解題
・訳者による解題
・ハンス・アスペルガー「精神異常の子供」
・レオ・カナー「情緒的接触の自閉的諸障害」
・レオ・カナー「早期幼児自閉症」
・補足説明:「自閉症圏」の呼称を巡って
第II部 翻訳
・ハンス・アスペルガー(1938)
・レオ・カナー(1943)
・レオ・カナー(1944)
成瀬毅・著『動物園』(デザインエッグ社)
¥1,058(税込)
【あらすじ】
主人公「僕」は、ある日、バスを降りようとしたところで、私服警官に取り押さえられ、A病院に連行される。そしてそこに待ちうけていたのは、形式的な統合失調症の診断と身体拘束、保護室での生活、理不尽な仕打ち、であった。それから3ヵ月を過ごし、実家に比較的近いT病院に転院すると、そこは「動物園」と呼ばれていた。「動物園」で生き残るために、「僕」は、透徹した眼差しを古今東西に向け、回復を目指していくが・・・。